オンラインストレージ hubiC をバックアップに使ってみる

PC のデータのバックアップは、宅内に複数の PC があるので相互にコピーするという安直な方法をとっていました。安直とはいえこれまでに数回、それに救われたことがあります。

しかし複数と言っても、同じ家の中にあります。ふと、もしこの家が火事になったら……と考えてしまいました。まあそのときには PC のデータどころではないでしょうが。

では外のどこに置けばいいのやら。無料のオンラインのストレージサービスを探してみました。そのうち、25GB もあって Linux からも使いやすそうな hubiC を試してみることにしました。

アカウントの作成

メールアドレスが ID になります。そこに紹介コードを入力する欄があります。どこかで紹介コードを入手してここに入力すると、容量 25GB のところ +5GB の計 30GB になります。なおいったんアカウントを作成すると自分の紹介コードができます。これを誰かに紹介して、その誰かがこの紹介コードを使ってアカウントを作成すると、紹介した側も +5GB され、5人分まで加算されて最大 55GB にまでなります。私の紹介コードをここに書いておきます。XWULCF

Debian で使う

まず、ウェブで hubiC にログインし、My accountDevelopersAdd an application とします。適当な名前と URL を入力します。作成できるとその detail に、Client IDSecret Client が表示されます。

次にローカル側(Debian)の準備です。

apt-get install hubicfuse

で、パッケージをインストールします。なお、ここでは Debian Stretch の これを書いている時点でのバージョン hubicfuse 3.0.0 に従って書きます。Jessie のバージョン 1.1.0 だと設定ファイルの書式が異なるようです。

/usr/share/doc/hubicfuse/README.Debian に書かれているとおり、

/usr/share/hubicfuse/hubic_token

を実行します。

client_id, client_secret,redirect_uri を、さきほどのとおり入力します。その後の質問では、括弧の中のとおり rwwrd のように入力します。デフォルトではないので、そのとおりに入力します。

続いて user_loginpassword を入力します。すると、

client_id=.......
client_secret=.......
refresh_token=.......

の3行が表示されます。これをそのまま ~/.hubicfuse というファイルを作ってそこに書き込んで保存します。

マウント

ユーザーを fuse グループに加えておきます。そしてマウントポイント (たとえば ~/mnt/hubic/) を作っておきます。

マウントは

hubicfuse ~/mnt/hubic -o noauto_cache,sync_read

です。あとは通常の操作で、ここにファイルをコピーするなどできます。とは言っても通信速度は(日本からだと)非常に遅いので、この中でいろいろ作業するのは止めたほうがいいでしょう。せいぜい cprm くらいが無難です。安全と謳っていますが、やはり他人任せにするのは心もとないので、データは手元で暗号化してから送ることにしました。

アンマウントは

fusermount -u ~/mnt/hubic

です。

復元手順はふだんから訓練を

通信速度は非常に遅いのですが、万が一の場合の保管場所ということで、そう頻繁にファイルをやりとりすることもないので、これでよしとします。設定が済んでしまえば通常のファイル操作のコマンドでファイルを送ることができるので、自動化するのも楽です。

しかし復元の手順はこれに頼ってはいけません。何しろ火事になって設定ファイルどころか紙に書いたメモも何もかもが失われている、という状況を想定しておかなければなりません。

そもそもデータを hubiC というサービスに置いたということと、そのログイン名とパスワードは頭の中に入れておかなければなりません。それから暗号化ファイルを元に戻す方法もです。

数か月に一度、その訓練をしておくのがいいと思っているところです。

環境変数 CHROMIUM_FLAGS と Chromium のオプション --enable-remote-extensions

自分用メモ。

ほかはどうか知らないが少なくともこれを書いている時点の Debian (Stretch (testing))で、Chromium の拡張機能が無効になってしまった。検索してみると、

バグ報告の最後あたりのコメントにあるように、
export CHROMIUM_FLAGS="$CHROMIUM_FLAGS --enable-remote-extensions"

~/.profile に書き加える。あるいは /usr/share/doc/chromium/NEWS.Debian.gz を参照のこと。

chromium-browser (55.0.2883.75-4) unstable; urgency=medium

  * External extensions are now disabled by default.  Chromium will only load
    extensions that are explicitly specified with the --load-extension command
    line option passed into CHROMIUM_FLAGS.  See the chromium-lwn4chrome
    package for an example of how to do this.
  * You can also use the --enable-remote-extensions command line argument to
    chromium, which will bypass this restriction.

これで拡張機能を有効にできる……はずなのだが、起動時に ~/.profile が読み込まれていない。長いことこれに気がついていなかった。既に不要となった環境変数設定くらいしか書いてなかったからな。

少なくとも Debian の Lightdm を使っている場合、~/.xsessionrc を作ってその中に

. $HOME/.profile

と書いておけば、これが読み込まれる。

「ライブドアブログにコメントすると、コメントの著作権はブログ主に」は有効か

事情があって[1] 、ライブドアブログ(livedoor Blog)の利用規約ガイドラインを見ていたのですが、妙なものを見つけました。

「利用規約」

そもそもライブドアは、その利用規約

1.3.1 利用者が掲載等を行ったデータの利用

  1. 利用者は、本サービス等の利用に際して利用者が掲載・表示・送信等(以下「掲載等」といいます。)を行ったデータ(映像・音声・文章・写真・電子メール・メッセージ・アップロードされたウェブコンテンツ、ソフトウェアその他一切のデータをいう。以下同様とします。)につき、当社が、利用(複製、上演、演奏、公衆送信(自動公衆送信における送信可能化を含みます。)、口述、展示、頒布、譲渡、貸与、翻訳・翻案を含み、以下「利用等」といいます。)することを、無期限かつ無償にて、非独占的に許諾します。
  2. 利用者は、利用者が掲載等を行ったデータにつき、当社が自らの判断で、有償・無償を問わず、当社の指定する第三者に対して利用等を許諾する非独占的な権限を、無期限かつ無償にて付与します。
  3. 利用者は、前二項に基づく当社ないし当社の指定する第三者による利用者が掲載等を行ったデータの利用等について、著作者人格権を主張せず、行使しないものとします。
  4. 利用者は、利用者以外の第三者の情報やコンテンツ等の著作物が利用者が掲載等を行ったデータに含まれる場合、当該第三者から利用等の許諾を得、または、当該第三者に著作者人格権を行使させないなど、当社ないし当社の指定する第三者が当該データの利用等を行うについて支障の生じないよう、適切な権利処理を行うものとします。

としています。ここでの「利用者」とは、「本サービス等を利用される方(以下「利用者」といいます。)は、本規約の内容に同意して、本サービス等を利用するものとします。」と定義されています。

これには問題があると私は思いますが、ここにブログを開設しようとする人は登録段階でこの利用規約に同意することになっているので、それはそれでしかたがありません。

「ガイドライン」

ところで、分かりにくいのですが、「利用規約」とは別に「ガイドライン」というものが存在します。

livedoor Blogガイドライン(以下「本ガイドライン」といいます。)は、弊社が提供するサービスであるlivedoor Blog(以下「本サービス」といいます。)のご利用につき、弊社が別途定める利用規約(以下「利用規約」といいます。)とあわせて適用されるものです。よくお読みになられて、本サービスをご利用下さい。

本ガイドラインに規定がない場合、原則として、利用規約の規定が適用されます。本ガイドラインの規定が利用規約の規定と矛盾・抵触する場合、その矛盾・抵触の限りにおいて、本ガイドラインが優先して適用されるものとします。

というものですが、livedoor ユーザーの登録の段階でも、その後の「新しいブログを作成する」段階でも特に注意を喚起されることもありません。

そのガイドラインに次のような節があります。

コメントに関する権利帰属

  1. 利用規約1.3.1(利用者が掲載等を行ったデータの利用)にかかわらず、他の利用者(ブロガー)が管理するブログ内に記載したコメントの著作権は、当該ブログを管理する利用者(以下「ブログ管理者」といいます。)に帰属するものとします。
  2. ブログ管理者が管理するブログにコメントを投稿した利用者(以下「投稿者」といいます。)は、当該コメントを投稿した時点で、当該コメントに関する一切の著作権(著作権法第27条および第28条に規定される権利も含みます。)が、ブログ管理者に譲渡されることを承諾するものとします。
  3. 投稿者は、前二項により譲渡されたコメントのブログ管理者による利用につき、著作者人格権を行使しないものとします。

つまり「ライブドアブログにコメントすると、コメントの著作権はブログ主に」ということになります。さらに、明確にはわかりませんが「利用規約1.3.1」と合わせて考えると、そのコメントをLINE株式会社が自由に利用できることになるようです。

「ライブドアブログにコメントすると、コメントの著作権はブログ主に」は有効か

ブログ主が、ブログ開設(その前のlivedoorユーザー登録)時に「利用規約」に同意しているなら、その内容に問題があるとは言え、利用規約1.3.1はしかたないかもしれません。

「ガイドライン」は、ブログ開設時に特に注意は喚起されませんが、他の項目に紛れて目立たないとは言えフッタなどにリンクがあるし、百歩譲って、ライブドアブログのブログ主はこれを承知していたとしましょう。

ところが、ライブドアブログ(LINE株式会社)とは一切何の合意も交わしておらず、通常の注意力をもってしても「ガイドライン」を目にする機会を与えられない[2] コメント投稿者が、ブログの記事を読んでそのコメント欄に書き込んだ途端、「一切の著作権が、ブログ管理者に譲渡されることを承諾するものとします」というのは、たいへん無理があるのではないでしょうか。

たとえば、コメント投稿者が後になって同じ内容を自分のブログに書いたら、ライブドアブログのブログ主に著作権侵害で訴えられる、という事態もあり得ます。

おまけ

言うまでもありませんが、当ブログ「半月記」へのコメントの著作権は、原則としてそのコメントを書いた人にあります。

  1. 当ブログのある記事が丸ごと転載されているのをたまたま発見し、その転載されているのがライブドアブログ(livedoor Blog)でした。この件についてはまた別に書こうと思っています。
  2. いくつかのライブドアブログで開設されているブログを見ても、コメント欄のまわりにこの点についての注意書きや「ガイドライン」へのリンクがあるものはありませんでした。

「かけられる数」「かける数」ってわかりやすい言葉なのだろうか

そうこうしているあいだに、小学2年生のスウちゃん(仮名)の冬休みが終わり3学期になりました。2学期末は学校でかけ算をやっていましたが、宿題で持ち帰るプリントやドリルでは、かの有名な「かけ算順序問題」が繰り返し繰り返し出されます。延べ10回は超えているでしょう。しかしスウちゃんはちっとも引っかからず、求められているとおりに答えるので、親としてはやや拍子抜けです。「かけ算順序問題」そのものについては、ここでは深入りしません。既にあちこちで語られているでしょうから。

さて、「6×4 の式でかけられる数はどちらですか」のような設問も見られます。この「かけられる数」という言葉(言い回し)は、どうにも分かりにくいと感じます。大人でも混乱しそうです。少なくとも私はそうです。たぶん「受け身」(受動態)という形が普通ではないからでしょう。私はしばらくあるフリーソフトの翻訳に関わっていましたが、そこでも日本語の訳文は「できるだけ受け身にしない」という指針でした。

毎年数万人、延べ何百万人の先生方は疑問に思わないのでしょうか? まあ先生ほど普段から使っているから身についてしまって何とも思わないのかもしれません。百歩譲って、「かけられる数」「かける数」の区別が重要だとしても(それは教える側の問題であって、子どもたちがそれを意識する必要はないというのが私の考えです)、たとえば「はじめの数」や「もとになる数」、もっと簡単に「もとの数」とかいう語ではだめなのでしょうか。だいぶましだと思うのですが。そういう語だと加減乗除のどの場合にも左側の数をそう呼べるので、統一的な理解にもつながりそうにも思います。そうしない理由がどこかにあるのでしょうか。

ところで、念のために「かけ算順序問題」についての私の考えをさらっと書いておきます。

  • 教室で子どもたちに順序つきで教えること自体に異論はない。逆順も教えなければならないとも思わない。
  • ただし、子どもが逆順で答えてきたものを☓にしてはならない。したがって順序を問うような問題はナンセンス。

自分のグローバルIPアドレスを調べる方法

自分用メモ。インターネット接続プロバイダによって自分に割り振られているIPアドレスを調べる方法。

外部のどこかにアクセスして、そこが接続してきた元のIPアドレスを返してくれる、というサービスを利用するしかない。

次のものはコマンド一発でIPアドレスのみを返してくれるので、スクリプトに組み込むのに便利。

dig whoami.akamai.net @ns1-1.akamaitech.net +short

サーバーを指定しないで試しているとき、たまに間違ったIPアドレスを返してきた。キャッシュされていたものだろうか。サーバーを指定すると、いまのところ常に正しい値が得られている。

HTTP でも同様のものがあって、curl を使って

curl -s http://whatismyip.akamai.com

こちらはIPv6もあるらしく(いま自分では試せない)

curl -s http://ipv6.whatismyip.akamai.com/

室内の薪運搬用ハウスカーのタイヤ交換

今年も寒くなってきて、薪ストーブのシーズン到来。

シーズンはじめには何かとトラブルが起こる(気づく)ものです。 昨年のシーズンはじめにはガラスが割れるというトラブルでしたが、今年は思わぬところに発生しました。室内の薪運搬用に使っているハウスカーのタイヤのパンクです。

薪を室内に運び込み、それをストーブ脇までどうやって運び、そこに置くか。はじめはストーブ脇の箱まで手で抱えて運んでいたのですが、やはり辛すぎました。

世間での薪ストーブはどうも趣味のものらしく、格好よくきめようとするといろいろと高価なものもあります。ですが、うちはなるべく安く実用本位を目指しています。試行錯誤の結果、ホームセンターで見かけた農作業用の「ハウスカー」に、スーパーマーケットでもらってきたバナナ箱を使っています。バナナ箱は穴が多いのがこの用途には欠点ですが、軽くて丈夫、汚れたり壊れたりしたら無料で交換できるので、とても重宝しています。

「ハウスカー」は本来、ビニールハウス内作業用らしいです。タイヤ径が大きいのが、屋内でも段差の多いこの家には合っています。そのときはけっこう高いなと思いながらもホームセンターで5000円ほどで購入しましたが、その活躍ぶりからするとかなりいい選択だったと思っています。

それから何シーズンも経った今年、いざ物置から出してみるとタイヤがパンクしていました。シーズンのはじめにはだいたい空気が減っているので、空気入れでシュポシュポとやるのですが、今年はそのうちの1本が入れるそばから「スーッ」と音がして漏れています。よく見ると4本ともかなりひび割れがしています。室内だけで使っているとはいえずっとストーブ脇に置いているし経年劣化でしょうか。しかし中のチューブに穴があくようなことは実内では滅多に起きないと思うのですが……。

タイヤ交換しかたがないので、まずネットで「4.10/3.50-4 タイヤ」で検索。ひび割れは当分のあいだ我慢してチューブだけでもいいのですが、ほとんど見つからず、あっても価格が高いのです。元々5000円ほどで買った本体なのに、ほとんどタイヤ代だけだったということになるではありませんか。タイヤ込で探すと、なぜかチューブのみより安いものも見つかりますが、送料も考えるとまだ割高感があります。

いったんあきらめて、数年前にこの本体を購入したホームセンターに行ってみました。もううちのと同じ本体は売っていなくて、ノーパンクタイヤ仕様のものになっていました。チューブのみはそもそも取り扱いなし。タイヤ込だと1000円。ネットで調べたチューブのみより安い。よくわからない価格体系です。売っている本体はノーパンクタイヤ仕様になっているのに、交換用ノーパンクタイヤは取り扱いなし。タイヤ交換なんてせずに本体ごと買い換える人がほとんどなのでしょうか。

ともかく、その1000円というのがいちばん安くすみそうなので、その1本を買って帰ってきて付け替え、無事にうちの薪運搬カーは復活しました。

ここまで書いてきてつくづく思ったのですが、「ホームセンター」「ハウスカー」「ノーパンクタイヤ」……ひどい言葉だ。

昨年のクリスマスプレゼント「マウンテンバイク AMERICAN EAGLE 24インチ」

前年のクリスマスプレゼントを振り返るシリーズ。早いなあ、今年もこの季節か。そしてほかの記事をあまり書いてない……。

まずは思い出話。スウちゃん(仮名)はかなり早いころから自転車に乗っていた。保育園の園庭でみんなが乗る三輪車をみて「ほしい」と言ったのは年少組よりもうひとつ下の組のときだったか。父である私はしばし考えた。三輪車で楽しい期間は短いし、こうして保育園の備品で少しは楽しめるし、いっそパスしてしまおうか……。

そこで調べてみると、三輪車がわりにもなるちょうどいいものがあるではないか。「2to6 いきなり自転車」(リンクは記事執筆時のもの。購入時からモデルチェンジがあったようだ)。思い出してみるとこれを2歳の夏に買った。補助輪を付けて、大人が後ろからバーを押してやればほとんど三輪車とかわらない。本人がペダルでこぐには車体そのものが重すぎたが。それから冬が過ぎ(この地方では冬はひたすら天気が悪いので外遊びはほとんどできない)、そのあいだに3歳になったスウちゃんは、春の陽射しの中、後ろのバーなしでガラガラと乗り回せるようになった。

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-jlTTkeAh34I/WBMrPOftyhI/AAAAAAAAD3g/ehbAMvnwaH041_ojrfaWu-qOHpCnBsHLwCCo/s144-o/PAP_0000.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/101047809611356552039/6346401534562718897?locked=true#6346463840484313618″ caption=”” type=”image” alt=”PAP_0000.JPG” image_size=”1600×1200″ peg_img_align=”right” ]夏ころには力もついてよく転ぶようになってきたし(補助輪があると曲がるときに内側に傾けられずに遠心力で外側に転ぶ)、補助輪外しに挑戦。補助輪と同時にペダルもとってしまい、地面を蹴って進むのだ(ペダルがあるとそのとき足に当たって痛い目にあうので)。これを1か月ほどやっただろうか。とにかく短期間のうちにすーっと5秒以上も両足を付けずに滑走できるようになった。こうなったらもう大丈夫で、ペダルを取り付けると2,3回で乗れるようになった。この練習方法の最大のメリットは、親の腰が痛くならないことだ。実際、親が自転車を支えてというのは1度もやらなかった。それから、車体が変わらないので乗り心地や取り扱いに慣れたままというのも大きい。さらに大事なことは、この時期にブレーキの使い方をしっかり覚えられたこと。自転車というのは「止まる」というのも実はけっこう大変な技術なのだ。「こぐ」より前に「止まる」技術を身につけられるのは非常にメリットが大きかった。「ストライダー」のようなブレーキのない足蹴り専用車にしなくてよかったと思っている。こうしてスウちゃんは3歳の中ごろにはもう自転車に乗れるようになっていた。

そんな小さな自転車をその名のとおり2歳から6歳(をちょっと過ぎて)まで乗り続けてきた。もう力もついて、スピードを出そうとすると、何しろタイヤ径が小さいため足が猛烈に回転して追いつかないくらいになってさすがに苦しくなってきたので、そろそろ買い替えの時期だなあと思っていた。そこで問題は次のサイズをどうしようかということ。スウちゃんは体格が小さくクラスでも前から2番めくらい。普通なら20インチにしておくかというところだが、それだと小学校のあいだにもう1回変えなきゃならないなあ。

ここでも思い切って24インチのものにすることにした。まず、クリスマスのころはほとんど外で乗る機会がなく春まで待たなければならないこと。春になって2年生になっても、スウちゃんの学校では「校区内を自由に乗っていいのは3年生から」というお約束があるので、本格的に路上に出るまでにはまだまだ時間があるということ。それまでには少しは体も大きくなっているんじゃないかという期待を込めて、でもお楽しみは先取りで、ということでスウちゃん(当時7歳、1年生)のこの年のクリスマスプレゼントになったのだった。

[peg-image src=”https://lh3.googleusercontent.com/-OMDObxihq_s/WBLykkVQUJI/AAAAAAAAD20/HkA3gSF98HcDHW5kFvNATE0MMQQ4VU5ewCCo/s144-o/DSC_1446.JPG” href=”https://picasaweb.google.com/101047809611356552039/6346401534562718897?locked=true#6346401534960488594″ caption=”” type=”image” alt=”DSC_1446.JPG” image_size=”3872×2592″ peg_img_align=”right”]「AMERICAN EAGLE 24インチ」にしたのは、カタログ値で最低地上高が低かったこと。適正身長115cmとなっていた。しかし実際に見比べることができたなら、ほかの車種とそう違いはなかったかもしれない。

乗り換えてすぐは、さすがにその大きさにびっくりしていたものの、ほんの1,2日で難なく乗りこなせるようになった。変速機の扱いにもすぐに慣れた。 夏ころには、どこで誰を見たのか、「ケンケン乗り」を教えてくれと言う。今ではとんと見かけなくなったが、そう言えばそういう乗り方もあったなあ。これも1,2日で習得した。

この記事を書いているのはそろそろ1年経つかなという頃だが、もうすっかり乗りこなしている。つい先日、家からまず2kmほど行けばサイクリングロードがあることに気づき、そこに入ってしまえば自動車の心配もないことから延々と10kmほど、往復で20kmほどの行程を完走したのであった(もちろん親が伴走)。子どもの成長は早いなあ。

次に買い換えるのは中学生になるときだろうか。

ここに Amazon のリンクを張ろうとして気づいたのだが、こういう自転車のモデルチェンジというのは早いのだな。同じ自転車がもう見当たらない。下の TOPONE というのが写真を見る限りフレームや籠がスウちゃんのとそっくりで、元は同じだと思われる。