Weaver II テーマ に変えてみた。それにプラグインも追加 (その2)

このサイトの見かけを変更するためにテーマを Weaver II に変えた、というのが前回のお話。ついでに、プラグインもいろいろ入れ替えたり追加したりした。

多機能プラグイン

いつからか Jetpack by WordPress.comWP Total Hacks のように、ひとつで多くの機能を持つプラグインを使うようになった。そのために不要になったプラグインを削除した。たとえば、サイト情報の統計情報のためのスマイリー[1]を隠すとか、SNS の共有ボタンの設置やそれらへの自動投稿とか、favicon の設定とか、リビジョンコントロールの制御とか……。

追加したプラグイン

Yet Another Related Posts Plugin

以前は別の何かのプラグインで表示させていたのだがいつの間にか外していたので、このプラグインでふたたび「関連するかもしれない記事」を表示させることにした。

Picasa Express x2

数か月前から写真を Google+ 経由で Picasa に置いてみている。それをこんなふうにこちらから参照するためのプラグイン。

WP-Footnotes

ずっと前から使っているのだが、その頃にはプラグインの公式ディレクトリはなかったのか、作者のサイトから直接もらってきたか何かで、更新の通知がないためにずっとバージョン 0.9.1 のままだった[2]。この機会に探してみたらうんとバージョンが上がっていた。

CSS を管理画面で設定できるようになって便利になっていた。しかし何かの拍子にこれも含め WP-Footnotes の設定全部が消えてしまうようだ[3]。そこで備忘録としてここに書いておく。

  • マークは [ ] で囲い、算用数字。上付
  • 脚注の最後の戻りマークは、カッコをつけず、↩

そして脚注の CSS は次のとおり。

ol.footnotes { 
    clear: both;
    border-top: solid 1px #444;
    font-size: 0.8em;
    line-height: 1.6em;
    padding: 0 2em;
}

AdSense Now!

これまでは不向きだと思って考えてもいなかったのだが、今後書いていきたい内容からすると、広告を載せてもいいかという気になってきた。サイドバーの広告はウィジェットの「テキスト」にそのまま書くことにして、個々の記事に付ける広告にはこのプラグインを使うことにした。

Amazon Widgets Shortcodes

これも広告。文中に画像や、文字へのリンクを簡単に埋め込めそうだったので、このプラグインを入れてみた。下書きで試した程度でまだ本格的には使っていないが、便利そうだ。ビジュアルエディターでしか使えないのがちょっと残念。

【2015年12月21日追記】このプラグインはその後 WordPress 本体がバージョンアップして以来、編集画面でうまく使えなくなっていた。手でショートコードを書き込めば使えていたのだが、2015年末、このブログ全体を SSL 化するに際して、とうとう対応できなくなってしまった。長らくメンテナンスされていないこのプラグインをあきらめ、AmazonJS に乗り換えることにした。

  1. 何もしないと画面の一番下あたりに表示される smily のこと。
  2. あまりに古いのでリンクにはしないが http://www.elvery.net/drzax/2006/02/10/footnotes-0-9-plugin-for-wordpress-2-0-x/ となっているのでその頃のものだったようだ。
  3. いまのところ明らかに、 Weaver-II テーマの設定を変更して保存するとこちらの設定が消えてしまう。

Weaver II テーマ に変えてみた。それにプラグインも追加 (その1)

いろいろあって、日々の暮らしとかそういうものが頭の中の多くを占めている。これからはそういうものを書いていこうかと考えている。すっかり別にブログを起ち上げるかとも考えたのだが、ここもこれまで主に WordPress とか PC まわりについて書いてきたものの、ほかの人より有用な情報をタイムリーに書けるわけでもなく、すっかり更新も滞っているので、この際ここをそのまま、そういう雑記帖のような場所にしてしまおうと考えた。

この記事はそういう転換のつなぎに当たるようなものだ。

これまではあまり見かけにもこだわらず、むしろ無機質なすっきりしたものにしていたけれど、これから書こうとしている日々の暮らしとか子どものこととか、多少はそういう記事に似合うような外見にしてみようと思った。

Weaver II テーマ

と言って、自分でテーマを書く気力もいまはなく、人気のテーマをいくつか見て回って、Weaver II を使ってみることにした。

このテーマの機能の多さには驚いた。テーマの中にサブテーマがいくつもある。実際の見かけは、そのサブテーマを選んで切り替えることができる。色などこれまで別のスタイルシートで指定していたようなことも管理画面で設定できるようになっている。設定項目は WordPress 本体より多いんじゃないかというくらい、たくさんある。従来ならプラグインの範疇だったページナビゲーションやパンくずリストも含んでいる。なるほど単に外観というより「テーマ」なのか、と思わされた。

使ってみて、ちょっと残念なこともいくつかある。サブテーマを切り替えると、設定値がそのサブテーマのデフォルトにリセットされてしまう。やっぱり別ファイルのスタイルシートや何かのほうがいいか、と思ってしまったりもする。

そういう訳なので、備忘録としてここに主な設定の変更点を書いておく。

  • サブテーマは Wp Weaver
  • レイアウトは右に1本のサイドバー
  • 基準となるフォントサイズは 10px[1]
  • リンクの色はデフォルトでは赤系だが
    • link: #002387
    • visited: #630087
    • hover: #83ACDB
    に変更
  • 個々の記事の著者、パーマリンク、コメント数の吹き出しは表示しない
  • 最下部の著作権表示はしない

設定項目が多いと言っても、それにない部分で変更したいものもある。そういう場合は advanced Options → <HEAD> Section の Custom CSS Rules に書くことができる。

body {
    font-family: "undefined";
}
p, #content p {
    text-indent: 1em;
    margin-bottom: 0.3em;
}
h3, h4, h5, h6 {
    margin: 0.4em 0 0.2em;
}
pre {
    font-size: 1em;
    margin-bottom: 0em;
}

font-family は以前「フォントの指定をやめる」に書いたとおりで、あり得ない値にする。<p> は、ここで書く記事は日本語なので、段落は1行空きではなく1字下げで表現したいからである。<h3> などは top-margin をあけて bottom-margin を少し詰め、<pre> はまさにここで使っているが、デフォルトでは小さくて見にくかったから。

長くなってきたので、プラグインについてはまたあとで。

  1. この数字は単に「基準」であり、実際に表示されるあちこちのフォントはこれを元に拡大縮小される。