WordPress でping/トラックバックを送信できない

サーバーの移転以来、トラックバックができていないようだと思いながらも、あまり記事を書いていなかったので確信を持てずにいました。思い当たる設定をいくつか直してみたのですが、やはり出ていっていませんでした。

検索してみると実にたくさん引っかかりましたが、どうやら

  1. wp-include/cron.php の wp_remote_post() の設定時間を長くする
  2. Smart Update Pinger プラグインを使う[1]
  3. /etc/hosts の 127.0.0.1 にホスト名を加える

の 3 つの解決策に分類されるようです。

まず (1) をやってみましたが、ここでは何も起きず、(2) をやってみると「更新情報サービス」に設定してたところには ping を送信できましたが、トラックバックは別でした。

結局「移転以来」というのが鍵でした。移転というのはいわゆる「自宅サーバー」になった訳ですが、そこに問題がありました。

「自宅サーバー」というのは、つまりルーターの内側にあって、NAT により外側に見えるグローバル IP アドレスと、内側(自分自身を含む)から見えるプライベート IP アドレスが異なっている状態にあるということです。外向きの DNS は立てていたのですが、自分自身 (つまり pasero.net) を 127.0.0.1 や 192.168.x.x と引けなくてもこれまで特に問題はありませんでした (それはそれで驚き)。

「トラックバック」の仕組み上、これではいけないのですね。ひとつの解決策が (3) のように、/etc/hosts で WordPress のあるホスト名を 127.0.0.1 に対応させる方法です。ここでは、VIEWによるスプリットDNSという方法で、内向きの DNS を設定して解決しました。

  1. 後継のUltimate Plugins Smart Update Pinger というものがあるようです。

linkrel-hm プラグイン

たまたまフォーラムのトピックで見かけて、WordPress のバージョン 2.8 よりヘッダにサイトナビゲーションが出力されることを知りました。 出力されるソースを見てみると、記事の single の表示のときはいいのですが、single ではないときには next や prev は付かないようです。 以前、簡単に作ったプラグインがあったので、2.8 本体の出力と重複する部分は出力しないように変更して、使い続けることにしました。

Pidgin で IRC

WordPress ja “非公式” IRC チャンネル」について、先日書きました
サーバ:
irc.freenode.net
チャンネル名:
#wordpress-ja
文字コード:
UTF-8
それ以来、PC の前にいるときは接続しているようにしているのですが、ほとんど誰もいませんね。時間帯が合わないのでしょうか。 随分前の「WordPress交流会」のときには Chatzilla を使いました。その頃 Pidgin はまだ Gaim という名前でしたが、日本語を使おうとするといろいろ問題があったのです。今は普通に使う分には問題ありません。 Pidginは多くのプロトコルに対応していて、普段から Jabber/XMPP のクライアントとして使っていたので、そこに IRC のアカウントを追加したのでした。

Mozilla Firefox のサイドバー

数日前から Firefox (Debian では Iceweasel) のサイドバーに
asahi.comのネットスケープ用サイドバーは、2009年6月5日で終了します。RSS、ツールバーなどをご利用ください。
と表示されるようになりました。 サイドバーは確か Netscape 6 からだったでしょうか。その後 Firefox には引き継がれず、衰退してしまいました。私は拡張機能のイージーSidebarを利用しています。asahi.com のサービスがなくなれば、購読しているまともなサイドバー対応のサービスはスラッシュドットジャパンくらいです。 しかしサイドバーは、携帯サイトを表示させればちょうどいいサイズです。便利に使っているのは河川情報の「レーダー雨量」の履歴動画です。

外来語のカタカナ表記の末尾の長音について

1年ほど前にマイクロソフト社の方針変更で話題になったものですが、今ごろになって書いてみます。

検索してみると、これについて論じているページはたくさん出てきます。そもそもカタカナ表記はどうしても元の発音を表現できないので長音をつけてもつけなくても五十歩百歩(例えば、「カタカナ語の長音表記」について)という主張は、そのとおりだと思います。

例えば「コンピュータ」と「コンピューター」を(これが英語の computer のことだという知識があると難しいのですが、その発音を思い起こしてしまわないように注意しながら、単純に日本語のカタカナだと思って)発音して比べてみると、後者のほうが「タ」のアクセントが強くなります。たぶん私だけでなく一般的にそうだと言ってもいいと思います。英語ではありませんが、「イタリア語では長音を区別しないが、単語を単体で発音するとアクセント位置が長くなる(単子音の場合は顕著)ので」長音を使うとしている場合もあります。つまり逆に考えると、カタカナに長音があるとそこにアクセントが置かれやすいことの現れです。

私は素人なのでこれ以上詳しく述べることはできませんが、検索しても英語のカタカナ表記の長音とアクセントについて言及しているものがあまり多くは見つからないのは意外でした。

私自身は、五十歩百歩とはいえ少しでも隔たりの小さいほうがまし、という考えで、不要なアクセントを作ってしまう語末の長音には賛成しません。

WordPress ja “非公式” IRC チャンネル

今ごろ「WordPress ja “非公式” IRC チャンネル」の記事に気がつきました。この記事は4月2日となっていますから、1ヵ月以上前です。 なんで “非公式”なんでしょう? まあ誰でも勝手にチャンネルは作れるから公式も非公式もないという気もします。 昨日今日とパソコンの前にいる間は入ってみていたのですが、閑散としていました。やはり平日の昼間は誰もいないのかなあ。

Emacs で subversion のコミットログ

日本語入力システムにWnn7を使うために環境変数 LANG を ja_JP.eucJP にしなければならないのだが、いくつか問題が出てきた。 そのうちのひとつ、emacs で subversion のコミットをする際のログを日本語で書こうとするとエラーを起こす。しばらく放っておいたのだが、やはりログは日本語で書いたほうがささっと書ける[1]。 .emacs に [lisp] (add-hook ‘svn-log-edit-mode-hook ‘(lambda () (set-buffer-file-coding-system ‘euc-jp))) [/lisp] を加えて解決した。
  1. 諸説あるが、何しろここでは自分ひとりで使っているリポジトリのものなので自分流である。