投稿者: Mako
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subscribe の訳語は「継読」で
RSS フィードをはじめとして、インターネットでは、ある情報の更新を何らかの手段で通知するための機能がいろいろとあり、特定の情報をその管理下におくように指定することを “Subscribe” (署名する、賛同する、予約する、購読する、などの意) といいます。この訳語がどうもしっくりこないと感じているのは、私だけではないようです。違和感は「購」が、代価を支払う、という意味を持っているところにあります。
「購読」とは「金を払って読む」事であって、ウェブ上の、いくらでも無料で参照できるリソースに対して使用する語ではないだらう。初めてこれらを「購読」した時、「え、金かかんの?」と思ったものだ。ほかに適切な訳語があればきっとそれが当てられているでしょうから、しかたないということのようです。
だったら、「RSSフィードを購読する」よりももっと適した日本語訳があるかというと…これが意外と難しいようで…。適切な語がないのだったら造ればいいのか、「統計」や「神経」だって最初はそうだったのだ、などと思いながら布団に入り込み、あれこれ考えているうちに「継読」というのを思いつきました。我ながらこれはなかなかいいと悦に入って眠りにつきました。 翌朝、「継読」で検索してみると、意外に多く引っかかりました。読書界(?)で多く使われているようで、特にシリーズ物を次々に読んでいくことを指している用法も見受けられ、ちょうどここで考えている意味とも合致しそうです。そのほかにメールマガジンに対して用いられているものも見つかりました。そして、ここでの主張と同じものも発見しました(『購読』ではなく『構読』や『継読』にすべき) この造語の最初の発案者にはなれませんでしたが、あらためて
- subscribe は「継読する」
- subscription は「継読申込」または短くして「継読」
迂濶にドメイン名を手放すのはよくない
twitter アカウントの復活
試しに作って削除した twitter アカウントを復活させようと思ったのがはじまりでした。
ここに「半年以内であれば復活できます。」と書かれていますが、1年ほど前に削除したものでもできそうな雰囲気でした。そこに書かれているようにアカウントとパスワードを入力すると、「メールを送ったので手続きせよ」のようなメッセージが表示されます。
しかしメールは届きません。そこで思い出したのですが、登録していたメールアドレスは当時契約していたレンタルサーバのドメイン名を用いたもので、現在は既に解約してしまっていたのでした。そこのレンタルサーバは多くのドメイン名を所有していて、そのサブドメイン名を利用できるというものでした。そこで △△△.halfmoon.jp を登録して □□□@△△△.halfmoon.jp をメールアドレスとして使用していたのでした。
既に他人のものに
ブラウザで △△△.halfmoon.jp を見てみると見知らぬページが表示され、既に他の人に取得されているようです。先ほど試した twitter のアカウント復活のメールもそちらに行ってしまったのでしょう。そのレンタルサーバではいわゆる chatch all はできないようなので、メールアカウント □□□ を設定されていない限り誰にも届かないとは思うのですが(あれ、postmaster にエラーメールが届くのかな、もう忘れてしまった)。
もし、新たにこのサブドメイン名を使っている人が偶然または故意に □□□ 宛のメールを読めていたら、ちょっと嫌な気分です。もし catch all ができるようなところだったら、それは簡単に起こり得ます。
迂濶にドメイン名を手放すのはよくない
さて、もし冒頭の手続きメールがその他人に届いていて、そのメールにあるリンクをクリックするだけで手続きが完了するのなら(検索してみると、どうやら単にクリックするだけのようです)、twitter アカウントを「乗っ取られる」(こちらにも落ち度があるのでそう言うのも憚られますが)ことになります。誰もそこまで考えていなかったのでしょうね。
いったんメールを送ってそこにある URL で確認、という手順は会員登録手続きなどでよく見かけます。その場合は最初の手続きとメールでの確認の間にそう時間が経っていないという前提があるのであまり問題はないのでしょうが、今回の twitter アカウント復活のような場合は相当な時間的隔たりがあるので、単にメールアドレスだけに頼るのはよくないと思います。
最近はメールアドレスを ID に使うサイトもよくあります。レンタルサーバの解約に当たって、不都合がないようにあちこち変更したのですが、既に削除して不要と思っていたものに残っていてそれが再び顔を出すことがあるとは不覚でした。それに、そのメールアドレス □□□@△△△.halfmoon.jp で検索してみると、ごくわずかですが、何かに投稿した跡が見つかります。こちらのほうはもう仕方のないことですが。
教訓
- さくらインターネットのサブドメイン名の再取得には十分なロック期間があり、
- twitter のアカウント復活の期限は逆に短く、
- twitter のアカウント復活の手続きはメールの後にも再度パスワードの入力を求める
であればよかったと思います。
そして最大のポイントは
- 一度使い始めたドメイン名(メールアドレス)は手放さないにこしたことはない
ということを、身を以て知ることになりました。
beep は PC スピーカーで鳴らしたい
あるときから beep が鳴らなくなってしまった。このときはパッケージ alsa-base のバージョンを上げたときで、/etc/modprobe.d/alsa-base-blacklist.conf
に blacklist pcspkr
と書かれるようになったからで、これをコメントアウトしてカーネルのモジュール pcspkr をロードするようにして復活した。
別の事情のためにカーネルのバージョンを 2.6.30 にしたら、またまた beep が鳴らなくなってしまった。というか、PC スピーカーからではなく ALSA のほうに行ってしまい、そちらに外部スピーカーを接続して alsamixer の beep コントロールを適切に設定すればそちらから音が出るようになった。
しかし、ここでは外部スピーカー(ヘッドホン)は音楽を聴くときなど限られたときしか使っていない。そのため警告音として役に立たない。
検索の結果、Anyone know what happened with PC speaker in 2.6.30? の中ほどを見ると、カーネルの config で、SND_HDA_INPUT_BEEP
を off
にすればいいようだ。このためだけに Debian パッケージのカーネルを使えずにカーネルの再構築をしなければならないとはひどく面倒だ。
まとめると、Debian で beep を PC スピーカーで鳴らすには、
SND_HDA_INPUT_BEEP
をoff
にしてカーネルを再構築する- カーネルのモジュール pcspkr はロードする
- alsamixer の beep はミュートする (そうしないと ALSA から「も」beep が鳴る)
検索してみても、いかに beep を消すかというばかりが見つかり、逆に beep を PC スピーカーで鳴らしたいというのはほとんど見つからない。時代遅れなのだろうか。
psvn でのパスワードの入力
;; Q3: How do I enter a username and password? ;; A3: In the *svn-status* buffer press "s", switch to the ;; *svn-process* buffer and press enter. You will be prompted for ;; username and password.