HHKBを買った (22年ぶり2回め)

初代 HHKB の裏面ラベル

一つ前の型 HHKB Professional2 Type-S (PD-KB400WS) が Amazon のタイムセールで 20% OFF になっていたので、思わず購入してしまいました。現時点の最新型 Hybrid ではなく、USB 有線のみのものです。

これまで使っていたのは初代の Happy Hacking Keyboard (PD-KB01) で、裏を見ると1997年7月のものでした。

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。

いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

の言葉のごとく、本体は何度も替わりましたがこのキーボードを22年も使い続けてきました。

まだ壊れてしまった訳ではありません。左シフトの反応が少しおかしい (キーをいったん外して紙片を入れて押し込みの深さを調整すれば大丈夫) のと、数年前に掃除した際にスペースバーの裏のバネを1本紛失してしまったのが不都合と言えるくらいです。

1990年代、私は Sun のワークステーション (SPARCclassic) を独占してデスクトップで使えるという環境にあったのですが、純正のキーボードは確か Type5 で、かなり大きくて邪魔なものでした。「CTC 省スペースキーボード」を入手して使ってみたのですが、これはノート PC のキーボードを持ってきたようなもので、キーストロークが非常に浅く、打鍵感がどうにも不快でしかたありませんでした。

そこに Happy Hacking Keyboard が登場してきたので購入したのです。ケーブルは Sun 用と PS/2 用 があって、はじめはもちろん Sun SPARCclassic で使っていたのですが、そのうち PC がどんどん高性能・低価格になり、Debian をインストールした PC がメインになり、PS/2 で接続して使うようになっていきました (SPARCclassic は画面なしキーボードなしで、リモートログインして使うサーバーとしてしばらく存在していましたが、6,7 年で退役しました)。

新旧 HHKB

それから本当に何台も本体は入れ替わっても、キーボードはずっと生き残り続けました。しかし接続口が Sun または PS/2 では、そろそろ「馬」に合わなくなってきたようです。

新旧の二つを並べてみると、この色の違い! 新品どうしならおそらくほぼ同じ色のはずです。煙草は吸わないのですがここまで黄ばんでいたとは。毎日目にしていると案外気がつかないまま、ここまで変色していました。

新旧 HHKB を横から見る

さっそく新しいのを使ってみていますが、やはりちょっと違和感があります。写真にうまく撮れませんでしたが、本体の厚さ(高さ)がほんの数 mm ですが高くなり、それに本体断面のカーブがゆるくなっています。それから、各キーの縁が微妙に指に痛い。前のは使い込みすぎて縁が丸くなっていたのでしょうか。もちろんこれらは慣れの問題で、すぐに気にならなくなるでしょう。

今回購入したものがこの後また20年ほどもつとしたら、次のキーボードを買うことはもうないかもしれません。

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