NICとkernel 2.6.18

Intel PRO/1000GT

オンボードのLANチップがどうにも調子が悪く、新たにIntel PRO/1000GTを差した。で、使わないオンボードLANとieee1394をBIOSで殺しても、新しいNICは eth0 にはならず eth2 としてしか認識してくれない。

dmesg を見ると、

...
e1000: 0000:00:0d.0: e1000_probe: (PCI:33MHz:32-bit) 00:0e:0c:xx:xx:xx
e1000: eth0: e1000_probe: Intel(R) PRO/1000 Network Connection
...

なのに、/etc/network/interfacesには eth0やeth1と書いてもだめで、

auto eth2
iface eth2 inet static
...

としないと設定できない。どうしてだろう。

kernel 2.6.18

さて上記に伴って、まずvmplayerでネットが使えなくなってしまい、vmware-config.pl もカーネルとヘッダの情報が云々…でできないという状態だったので、思いきって sid の linux-image-2.6.18-1 に入れ換えてからやることにした。

vmplayerもすっかり入れ換えて、これは動くようになった。

別に入れているモジュールも入れ直し。nvidia-kernel-sourceは特に問題なし。shfs-sourceはコンパイルできず。バグ情報を見つけて、shfs-0.35-6-2.6.18.diffのパッチを当ててようやくできた。

e1000モジュールはカーネル同梱のもので動いているのでそのまま。というか新しいものを持ってきてコンパイルしようとしたが、まずバージョン情報を取得できず、これは2.6.18では UTS_RELEASE が include/linux/version.h と別になって include/linux/utsrelease.h になっているからのようだ。で、Makefileを書き換えてみたのだが、今度は

error: 'struct skb_shared_info' has no member named 'tso_size'

のエラーが出て失敗。e1000_main.cの’tso_size’を’gso_size’に書き換えればいいというのを見つけて、これでコンパイルできた。

“NICとkernel 2.6.18” への 2 件のフィードバック

  1. NICとインターフェイス名…

    以前、「で、使わないオンボードLANとieee1394をBIOSで殺しても、新しいNICは eth0 にはな らず eth2 としてしか認識してくれない。」と書いたのだが、その答がDebian JP Users ML に流れてきた。…

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  2. kernel 2.6.24…

    随分長いこと間があいてしまった。この間いろいろなことがあったのだが、今日はとにかくどこかにメモしておくべきことをメモしておく。
    カーネルをバージョンアップ。Debian なのでそ….

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